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首のヘルニアの症状と治療計画

2012-07-15  体のこと

さてさて。

当院では頭痛の治療が得意なのですが、

その頭痛を起こす病気にはいくつかあり、

そのうちのひとつにヘルニアがあります。

今日はその頸椎椎間板ヘルニアについて。

首の骨の「椎間板」という骨と骨の間のクッションが飛び出して

「脊髄」に触れてしまっている状態です。

この脊髄に触れてしまうことで、

首の周辺のコリ・痛み・ムチウチ、腕のしびれ、手のひらのしびれなどを起こす状態を

「頸椎椎間板ヘルニア」

と呼ばれています。

ヘルニアに一度なってしまうと完治は難しい?

首や腰の椎間板ヘルニアを患ってしまうと、「一生この痛みが続くのではないか」「しびれが続くのではないか」

そう悲観的な考えが浮かんでしまうこともあるかと思います。

実際、一度この椎間板が飛び出てしまうと、

それをもとに戻すのはやはり難しいのが現実ではあります。

しかし、多くの場合、数カ月から半年の間に完治することが多いです。

症状によっては緊急の手術が必要な場合もありますので、

まずはお医者さんの判断を仰ぎましょう。

その後手術が必要ないと判断されたなら、

ハリ治療はかなり効果的な治療です。

また、何をもっと完治とするかは、実は人それぞれなのですが、

立ち上がれないほどの痛みが消えて、

日常生活には支障がないくらいの重だるさやコリが残る程度、

にはほとんどの方が回復します。

あまり悲観なさらず、治療に取り組んで頂ければと思います。


大切なのは治療計画です

 

まずは強い痛みと炎症を取り除くことから、始まります。

炎症が起きている部分の熱を取ります。

アイシング中心にハリ治療を行っていきますが、

効果的に行うことができれば、

だいたい24~72時間以内に収まってきます。

かなり重要な時期なので、できたら治療をアイシングの治療をうけましょう。

知識があれば自分でもできますが、

その後のことも考えると、治療を受けた方がベターですね。

その後、痛みが治まってきたら、

ヘルニアと炎症によってダメージを受けた筋肉や体の組織の回復を行う必要があります。

また、動けなかった時期の筋力低下に対する補強もかねて、

だいたい1~2回の治療を行うと状態が著しく変化します。

最終的には3ヶ月~半年くらいの間は、

飛び出した椎間板による炎症の再発を予防するため

セルフでのリハビリと、2週に1度くらい治療に通うと

再発させることがなく、筋肉のダメージが修復・補強されます。

かなり軽視されがちなのですが、

この最後の半年の治療をしっかりと行った人と

行わなかった人の差が、1年後くらいにはっきりとでます。

この差が結構やっかいで、

天気による体調の不良、吐き気、頭痛に直通するようになります。

痛みが消えたからよし、

ではなく、その後の中長期での治療計画がかなり重要な症状だという事を

頭の中に入れて頂けるといいですね。

当院のお客様にはヘルニアがかなりひどい方がいて、

うしろから押されたりするだけで炎症がでてしまう、

天気が悪いと吐き気と頭痛がひどい、

そういう方がいました。

残念ですが、初期~中期の治療計画がよくなかったんですね。

そのため1からしっかりと治療をやり直させて頂いたところ

1週間から~2週間に1度の治療を3か月ほどで

首の炎症が消えて、筋肉のダメージが抜け、補強されました。

今でも極度に疲労がたまれば首のコリくらいは出るそうで、

忙しい時期には来院されますが、

それ以外のときはかなり調子が良いそうです。

首のヘルニアと診断されたら

その後どのように行動・治療するか、これが重要になりますね。

今日は首のヘルニアについてでした。

宮崎 圭太